世にも奇妙な電気生物

 


ちゃららららっ ちゃららららっ ちゃららららっら ちゃらららら〜♪
ちゃららららっ ちゃららららっ ちゃららららっら ちゃらららら〜♪
ちゃ〜ん ちゃんちゃ〜ん ちゃ〜ん ちゃんちゃ〜ん♪

さて皆さん、「デンキウナギ」という生物をご存知だろうか。
見た目はウナギっぽいが800〜1000Vにも相当する電圧の電気を引き起こせる。

デンキウナギには及ばないが、デンキナマズやガンギエイも高圧電流を
引き起こせる。それにしても何で電気なんぞ使うようになってるのか。

これらの生物、実はある共通項がある。
それは「魚類」という点である。

陸上に住んでる生物は、ちょっとやそっとの高圧電流発生させても
使い道が無い。電流は空気を伝わりにくいから相当の電圧が要る。
「ピ○チュ○、10万ボルトだ!」「ピーカー!」これで大体10cm

つまり相当の電圧が必要になり、それを発生させるための大量の
電気発生器が必要で、ものすごく体がでかくなる。
…それだったらグーでどついたほうが早いだろ。

水生生物だったらという電流を伝える媒体があるわけで、そんなに
バカみたいな高圧電圧は要らないのでそういう進化もあるか。

電気発生器と書いたが全ての生物はある意味電気発生器を持っている。
筋肉もそうだし、神経もそうだし、多くの細胞は電気を発生する機構を
持っているといえる。

その昔、ガルバーニというイタリアのおっさんが生体電気を発見したーと
発表したことがあったが、それはカエルの筋肉で出来た電池で、いわゆる
「ボルタ電池」だったという悲しい現実があった。

しかし、神経やら筋肉やら調べると生体電気はあることがわかった。
でもその電圧は0.07Vとかそんなレベルである。

ここでひとつの疑問が残る。
「じゃあデンキウナギはなんで高圧電流を起こせるのか?」
そう、人間とかの持つ生体電流はせいぜい0.07Vとかそんなレベルなわけで。

ちょっと考え方を変えてみよう。
今ここにたくさん1.5Vの乾電池がある。これだけで1000Vの電圧を発生するには
どうすればいいだろうか。(変圧トランス使ったらってのはなしな)

直列つなぎ。

685個で1000.5Vの電圧が発生できる。
0.07Vだったら14286個の電気発生器が必要になる。
これで高圧電流を発生させることが出来る。

だがここに一つの疑問が残る。
「なんで"魚類"だけ」電気を引き起こすことが出来るのか?

他の生物、例えばカニは?タコイカは?
なんで電気を発生できないのか?

実は電気を発生させるにはもう一つ問題がある。
電気を発生させたとしても、自分も感電死ではしゃれにならない。

カニやタコやイカなどは、体液が大体海水と同じ組成である。
つまり電気を起こしたとたん、自分の体にも電気が流れてしまう。

またサメなどは体液の組成は違うが、アンモニアなどで浸透圧を
調整している。イオンが多い組成であるため、やはり電気が流れる。

…エイは軟骨魚類ですね。すいません。

デンキウナギなども自分の体に感電はするが、脂肪などの絶縁体、
そして体液の組成からそこまで感電しやすいわけではない。

つまり魚は電気を起こすのに向いているわけだ。
その証拠に電気魚はいろいろいるでしょ。

しかし水棲爬虫類やペンギン、鯨なんかもある意味そういう位置には
あるはずなのだがなあ。

種類が少ないのでたまたまだということだと思うけどな。
デンキペンギンやらデンキクジラ、デンキガメなんかも存在しうるかもしれない。

ただマッコウクジラは超音波でイカなどに攻撃できるというから
そういう意味では近い存在だよな。
ザトウクジラは泡で網を作ったりもするし…。
デンキクジラなんていたらまさに数万ボルトの電圧を発生させたりするんだろうな。

 

top

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル